作成年度 | 1987年度 |
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論文名 | 農業用ダムの岩石材料の特性(その1)-岩石の吸水率とせん断抵抗力- |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和62年度(ダ-9) |
発表会 | 昭和62年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和62年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1988/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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秀島好昭 | |
中村和正 | |
宮崎晃 |
抄録 |
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現在、北海道内の農業用ダムは国営事業分のみでも計画のものを含め、60ヶ所以上である。国営ダムはフィルタイプが大多数を占め、その規模は大型化する一方、築堤材として低品質の軟質岩を積極的に活用する技術開発が望まれている。このような築堤材料の工学的性質を明らかにし、その利用にあたっての評価手法の確立は急務とされる。道内の軟質岩は、新第三紀鮮新統・中新統の比較的固結度の低い泥岩・砂岩・貢岩などの堆積岩と風化の進んだ火成岩である。硬質なものと比べ、特に軟質な岩は容易に粒子破砕を起こし、締固めた岩の密度や透水性の変化等が生じたり、せん断抵抗の発現が小さいなどの特徴を有する。本報告は、道内の20地区の岩石用土調査から得られた、岩の物理的性質と力学的性質について系統的な整理結果を述べたもので、(その1)では堤体の安全性評価に最も重要なせん断抵抗について触れ、続く(その2)には、堤体の変形解析に必要ないくつかの力学的パラメータについて論述した。 |
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