作成年度 | 1988年度 |
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論文名 | 丘陵堤の法面利用に関する一考察 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和63年度(河-19) |
発表会 | 昭和63年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和63年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1989/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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桑原誠 | |
山田孝志 | |
成田明 |
抄録 |
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十勝川下流域には酪農家が多く存在しており牧草地を広く確保することが必要条件であるが、地区によって畑の一部や堤外の高水敷を採草・放牧地として利用し、ようやく必要量を賄っているのが現状である。一方、築堤の基礎地盤は泥炭層を含む軟弱地盤地帯であり、堤体の安定度向上を図るために丘陵堤が計画され、一部ではすでに施工中の段階である。しかし、丘陵堤施工に際しても幾つかの問題を含んでおり、今回のテーマに関連するものとしては1.堤防の法長が長くなり法面積が増大することから、除草費用が増大する。2.堤体幅が拡がり、堤内外の平地面積が減少する。3.高水敷等、土取り場からの運搬土が周辺農家の必要としている牧草栽培に適しているのか。等がある。現在の堤防除草は、焼却処分や放置しているが、今後は土地や牧草という資源の有効利用という面から、丘陵堤を放牧・採草地として解放することにより、こうした問題の解決にならないか、調査・検討を行った。ここでは、十勝川下流域において、1)牧草栽培の実態調査結果 2)現地の土壌分析結果 3)牧草の適性土壌 4)今後の検討課題等について、報告するものである。 |
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