作成年度 | 1988年度 |
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論文名 | 植栽による景観設計手法に関する研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和63年度(河-22) |
発表会 | 昭和63年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和63年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1989/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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横森源治 | |
鈴木俊行 | |
寺元博昭 |
抄録 |
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河川空間において、植栽は水と並ぶ重要な河川景観の構成要素であり、河川が本来的に持つ自然景観を創造するためには、植栽を積極的かつ効果的に取り込んでいかなければならない。特に、現在の都市空間は、建物や道路等の多種多様な素材から構成された、雑然とした人造的な景観に支配されているといえる。そうした都市空間にあって、河川は自然性を感じさせる空間の一つとして重要な意義を持っている。しかし、治水機能を強化するために河川空間は高度に人工化され、ともすれば人々の河川との触れ合いを物理的にも精神的にも拒絶する状況を呈しがちとなっている。河川が本来的に持つ自然性を高めるために、人工化の進んだ河川空間には植栽を積極的に導入し、自然性の回復を図ることが求められている。本研究は、植物という素材を用い、人々に精神的やすらぎや快適性を与えるといった景観的価値を最大限に引き出していくために河川空間においていかなる設計手法をとるべきかを検討したものである。 |
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