作成年度 | 1988年度 |
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論文名 | 灌漑ダムの岩石材料の動的性質について(その1) |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和63年度(ダ-8) |
発表会 | 昭和63年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和63年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1989/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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藤田勝 | |
秀島好昭 | |
今井敬典 |
抄録 |
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現在、北海道開発局で実施している農業用ダムは、計画中のものを含め、60カ所以上である。その大多数は、ロックフィルタイプのダムである。道内では、堤高40m程度のダムが多いが、近年、70mを越える大規模なロックフィルダムも建設中である。道内のダムは、過去に大地震を受けた経験は無いが、水利構造物としての重要性は高く、地震時の挙動を動力学的に検討する必要性が高まっている。近年、FEMに代表されるコンピュータを利用した解析技術は、飛躍的に向上した。しかし、解析に使用される土質材料データ、特にロックフィルダムの安定に影響を及ぼす岩石材料についての調査例は少ない。このため、著者らの研究室では、大型振動三軸圧縮試験機を整備し、道内の岩石材料の動的変形特性についての研究に着手した。本報告は、試験機整備初年目にあたり、試験機の特性チェックも含め、比較的硬質な購入岩石材料について、その粒度分布、締固め密度及び拘束圧などを変えて試験を行いその結果を要約した。また、これらの結果は、今後の動的解析における入力値として参考にされよう。 |
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