作成年度 | 1988年度 |
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論文名 | レーダー雨雪量計の観測特性に関する調査報告(第2報) |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和63年度(共-1) |
発表会 | 昭和63年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和63年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1989/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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高橋季承 | |
寒河江弘 | |
水島徹治 |
抄録 |
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昨年度に引き続き、レーダ雨雪量計の観測特性に関する調査結果(第2報)を報告する。レーダ雨雪量計の情報を現況把握のみならず降雨・降雪の予測といった将来的課題に有効利用するには、その研究開発はもちろんのこと、レーダ雨雪量計の観測精度の一層の向上は不可欠である。この観測精度に関わる要因としては、1)降雨・降雪換算定数B,β、2)レーダの運用(観測)仰角、3)グランドクラッタ(G.C.)及び遮蔽、4)降雨・降雪によるレーダ波の減衰、5)移流(降雪)等が挙げられるが、特に1)、2)の要因は、レーダ観測の上で第一義的な意味合いを持つもので、観測精度の大勢を決めるもである。さらに、これらを含めた観測精度に関わる各種要因は、地域的な地形・気象特性と密接に関わっており個々のレーダの観測特性を把握することは非常に重要なことである。道央レーダ雨雪量計においては、その観測特性に最も適応した方策を講じるため昨年度より試験運用期間を設け、上記要因を含めた各種の調査・研究を実施している。本報告では、その中から、試験運用データを利用し様々な異なった視点から総合的に道央レーダの運用仰角について検討した結果を報告する。 |
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