作成年度 | 1988年度 |
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論文名 | 直轄河川における糞便性大腸菌群について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和63年度(共-3) |
発表会 | 昭和63年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和63年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1989/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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玉川尊 | |
沖富士男 | |
神谷明 |
抄録 |
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公共用水域における大腸菌群数の測定は、人や家畜の糞便性による汚染指標を表す項目として、環境基準が定められ、この環境基準を達成する上で下水道等の整備が進められている。しかし大腸菌群数については、必ずしも十分な達成率を示していないのが現状であり、特に河川においては最も低い達成率となっている。その理由のひとつに、現行の大腸菌群数試験方法では、糞便性の大腸菌群の他に、自然界に広く分布する土壌に由来する大腸菌群も同時に測定がなされるためといわれている。本道の河川においても、その流域特性において大腸菌群として検出されるものの中に、土壌に由来するものも予想されるため、こうした糞便性、非糞便性の大腸菌群の現況を把握しておく必要がある。そこで、糞便性大腸菌群を求める上で、各種の試験法の比較、実技上の問題点について検討を行った。また、同時に糞便性大腸菌群による汚濁原因の究明についても実施したのでここに報告する。 |
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