国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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 桂沢ダムの濁水機構について

作成年度 1988年度
論文名 桂沢ダムの濁水機構について
論文名(和訳)
論文副題 昭和63年度(共-5)
発表会 昭和63年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和63年度技術研究発表会
発表年月日 1989/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
山下彰司
秩父亮一
抄録
近年のダム事業は利水、治水などのダムの目的だけでなく、ダム湖の水面を利用した様々な周辺環境整備事業なども注目されており、ダム湖は水源地の地域振興を図る有力な観光資源となっている。桂沢ダムは昭和32年完成の多目的ダムである。現在、地元三笠市はダム湖面の利用を考えており、観光ホテル、公園等を設置しているが、貯水位が低下する夏から秋口にかけてダム湖面がひどく濁ることが多く、景観を著しく損なっている。また、桂沢ダムには上水も乗っていることから、将来の取水設備の設計上も濁水発生源の解明は必要である。幾春別川ダム調査事業所では、昭和60,61年度と桂沢ダムの濁水について調査をおこなったが、濁水発生の原因を十分把握するまでには至っていなかった。本年度は秋期の貯水池内の水質状況を把握するため、水温、濁度、DO、電気伝導度を調べた。本報文では以上のデータに既往のデータの見直しを含めて解析し、濁水発生の要因を確認したので、その概要を報告する。
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