国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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 角山橋下部工の施工について-泥水処理工法の工事報告-

作成年度 1988年度
論文名 角山橋下部工の施工について-泥水処理工法の工事報告-
論文名(和訳)
論文副題 昭和63年度(共-7)
発表会 昭和63年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和63年度技術研究発表会
発表年月日 1989/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
三田村浩
切石堯
村山一弥
抄録
一般国道275号は、札幌近郊において、年々交通量が増加し、札幌側から2次改築(4車線化)が進められている。角山橋はこの国道の江別市西端の角山地区に位置し、一級河川厚別川に架設する橋長163.0m、幅員25.3mの3径間連続非合成箱桁である。当地区は、全国でも有数の超軟弱地盤帯であり、橋台の側方移動の防止、築堤の円弧すべりおよび残留沈下の抑止のため、橋台の前面および背面に深層混合処理工法を施し、かつ、現橋近接工事であることから施工条件の悪い環境にある。下部工は逆T式橋台および壁式橋脚で、基礎工はいずれも場所打コンクリート杭である。今年度施工分は、当別側橋台一式と、橋脚の基礎工のみであり、場所打コンクリート杭は、リバースサーキュレーション工法を採用した。リバースサーキュレーション工法は、別名泥水工法とも言われ、泥水のもつ造壁性と地下水の水頭差により孔壁を保持し、土砂をビットで崩して循環泥水とともに地上へ排出する掘削方法のため、多量の泥水を必要(生じる)とし、沈澱槽に沈澱した土砂は当然含水率の高いものとなる。今回の報告は、この泥水処理対策の一手法について、実績をもとに考察を付して述べるものである。
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