作成年度 | 1988年度 |
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論文名 | 衝撃力を受けるRC版の挙動-落石覆道動的設計のために- |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和63年度(共-10) |
発表会 | 昭和63年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和63年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1989/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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今野久志 | |
本名一夫 | |
城ヶ端政次 |
抄録 |
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落石荷重に対する現行の覆道設計は、落石時の最大衝撃力が覆道頂版に静的に載荷されるものとして行われている。しかし、落石の衝突は一瞬のうちに力の伝達が行われる衝撃的現象であり、構造物は静的載荷状態と異なった挙動を示す。従って、落石荷重に対してロックシェッドを合理的に設計するためには、「衝撃力に対する構造物の極限耐荷力を明確にしたうえで、構造物の弾塑性変形による吸収エネルギーを把握する必要がある」のであるが、これまで落石荷重に対する動的設計法というものが具体的に示されたことはなかった。そのような設計法確立のために必要な事項は、大まかに2つある。1つは外力としての落石衝撃力を知ることであり、もう1つはその衝撃力を受けたときの構造物の挙動を知ることであるが、従来の研究は、ほとんど前者だけに注がれてきた。そこで、本研究では後者の問題を解明するため、実験によってRC版の衝撃荷重時耐荷力を調べるとともに、有限要素法動的解析によって現象を机上で再現し、最後にロックシェッドの極限設計法を提示する。 |
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