作成年度 | 1988年度 |
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論文名 | 道路防災データベースの整備について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和63年度(道-7) |
発表会 | 昭和63年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和63年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1989/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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加治屋安彦 |
抄録 |
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北海道は、ベルト上に都市が連なる本州とは異なり、面的に都市が点在する広域分散型の地域である。このため、車すなわち道路が地域の交通機関として最もふさわしいとよく言われる。しかし、道路の計画や建設、管理を行う側から見ると、広い地域に点在する都市を結ぶ道路の防災を効率的に行うのは容易なことではない。特に、北海道は四季の区別がはっきりしており、低気圧の通り道であることなども加わって、各種の気象災害の影響を受けやすい。また、泥炭のような軟弱土や蛇紋岩のような風化岩が広く分布するうえ、地震多発地帯を擁するなど、地盤災害の影響も受けやすい地域であると言える。本報告では、これらの点をふまえ、ソフト手法で北海道の道路ネットワーク全体の防災を効率的に行い、ネットワークの機能を総合的に向上させることを考え、その手法開発に必要な道路防災データベースの整備構想について述べる。なおこのデータベースは、道路の計画や建設、管理の実務全般にも利用可能なもので、一部整備を開始したものについてはその利用例などについても紹介する。 |
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