国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

論文・刊行物検索

詳細情報

 昭和63年8月豪雨におけるのり面崩壊について-のり面台帳を利用した被害の分析-

作成年度 1988年度
論文名 昭和63年8月豪雨におけるのり面崩壊について-のり面台帳を利用した被害の分析-
論文名(和訳)
論文副題 昭和63年度(道-8)
発表会 昭和63年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和63年度技術研究発表会
発表年月日 1989/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
千葉敏和
加治屋安彦
抄録
昭和63年8月24日から27日にかけて北海道西部を襲った前線による大雨は、道内各地に大きな被害をもたらしたが、特に留萌市、沼田町では昭和56年豪雨を上回る記録的な集中豪雨となり、一般国道233号の美葉牛峠付近では多くののり面が崩壊や表面剥離等の被害を被った。幸い、事前の通行規制等により車両を巻き込んだ惨事には至らなかったが、道路の防災管理面に多くの課題を残したと言えよう。本報告は、道路のり面管理システムで作成したのり面台帳を利用し、今回の集中豪雨で崩壊した一般国道233号ののり面の被災原因について分析した結果を述べるものである。特に、崩壊のり面と非崩壊のり面の台帳データにおける差異や、既存ののり面災害発生危険度の判定方法数種を今回の崩壊事例に適用した結果に検討を加え、豪雨時に崩壊の生じるのり面の傾向やその判定方法のあり方について述べる。
本文表示
このサイトで提供される情報には、PDFファイルが使われています。PDFファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 AdobeReaderダウンロード
ページの先頭へ

この画面を閉じる

© 2023 Civil Engineering Research Institute for Cold Region, All rights reserved.