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 紅楓橋における鋼床版張替工法-施工および載荷試験-

作成年度 1988年度
論文名 紅楓橋における鋼床版張替工法-施工および載荷試験-
論文名(和訳)
論文副題 昭和63年度(橋-2)
発表会 昭和63年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和63年度技術研究発表会
発表年月日 1989/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
川村浩二
高橋渡
伊藤一男
切石堯
抄録
昭和32年、札幌土木現業所によって架設された一般国道274号紅楓橋は夕張市紅葉山に位置し、支間25m、幅員6mの単純ばん桁4連から成る橋長102.5mの2等橋であった。完成後30年を経った現在、コンクリート床版の老朽化が著しくなってきた上に、幅員も狭小であるため、一般国道274号の一次改築の一環として幅員を11.5m(車道8.5m+3.0m)に拡幅すると同時に、2等橋から1等橋への格上げを行うことになった。本工事では北海道という寒冷地であるため冬期工事ができないこと、現在、近隣に代替道路がないため、急速施工の可否が大きな課題となった。「紅楓橋」はコンクリート床版を鋼床版に張り替えるもので、常時2車線を確保しながら分割施工し、無積雪期間に現地工事を完了するという迅速施工が特徴である。本文では鋼床版張替工事に特有な現地施工、旧主桁と新設鋼床版の接合方法に工夫を加えた部分結合法について述べる。
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