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 五厘沢地区における食用ゆり根栽培の事例報告

作成年度 1988年度
論文名 五厘沢地区における食用ゆり根栽培の事例報告
論文名(和訳)
論文副題 昭和63年度(農-3)
発表会 昭和63年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和63年度技術研究発表会
発表年月日 1989/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
山内正興
渡部勝利
大野悟
抄録
地区の母町である乙部町は、恵まれた気象条件の下に平坦地は水田、高台地は畑として利用する水田畑作型農業を営んでいたが、昭和42年より始まった米の生産調整と経営規模の零細性により、水田主体の農業に不安を感じ、新しい基幹作物の導入にせまられ、昭和43年度より食用ゆり根の栽培に着手して、昭和46年秋に初出荷をみた。食用ゆり根は、土壌伝染の病害が多く連作障害を起こし易く、5~6年の比較的長期輪作を必要とし、常に新しい耕地を要求する作物である。また、市場対応からは、毎年一定量の出荷が産地銘柄確立のための条件となっており、その意味からも新しい耕地が必要となっている。国営農地開発事業五厘沢地区は、単に耕地規模の拡大に資するばかりではなく、このような輪作を絶対条件とする高収益作物のゆり根の作付け拡大にもつながり、地域農業振興の要として、事業は位置付けられている。本報告は、国営農地開発事業との係わりで、食用ゆり根の栽培等を事例として報告するものである。
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