国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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 穀物輸送における港湾機能と流動実態について

作成年度 1988年度
論文名 穀物輸送における港湾機能と流動実態について
論文名(和訳)
論文副題 昭和63年度(港-3)
発表会 昭和63年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和63年度技術研究発表会
発表年月日 1989/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
岡元節雄
浦辺信一
抄録
現在、我が国の畜産業は米作に次ぐ農業の基幹部門になっている。しかしながら、近年の牛肉にみられるように、海外から市場開放要求の声が高まっている等、畜産をとりまく状況は非常に厳しものになっている。このような情勢の中で、国民への畜産物の安定供給、我が国の畜産業の発展を図るために、畜産経営において基礎的な生産資材でもあり、費用にも大きなウェートを占めている飼料は畜産業における重要な生産資材といえる。 我が国では飼料の原料の約70%をアメリカ、カナダ、アルゼンチン、オーストラリア、中国等から輸入しており、穀物の安定供給を図るために、アメリカを中心とした穀物輸出国の凶作等による国際供給力の激変に対応した、飼料穀物備蓄対策が講じられているところである。また、輸入穀物の輸送体系を再検討し、流通コストを低位に抑えることは、畜産物の供給価格の安定に対する重要な課題の一つである。本報告では、重要港湾を中心に、穀物取扱港湾背後圏を設定し、各圏域における飼料用穀物の需要量を試算し、その流通コストに着目して、穀物輸送体系について検討するものである。
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