作成年度 | 1988年度 |
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論文名 | 北海道の港湾構造物の現況について-港湾コンクリート構造物の凍害調査結果中間報告- |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和63年度(港-15) |
発表会 | 昭和63年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和63年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1989/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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伊藤晃 | |
栗田悟 | |
柿崎永己 |
抄録 |
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北海道沿岸は、日本海、太平洋、オホーツク海という三海域に囲まれており、そこに建設される港湾構造物は海水による塩化作用ならびに凍結融解作用を受ける条件下にさらされており、極めて厳しい環境下にあるといえる。そして近年港湾構造物の基盤施設の整備、拡充に伴い耐久性が注目されてきている。ここでは港湾構造物において主要構成材料の一つであるコンクリートの耐久性についてとりあげる。海水の影響を受けるコンクリートの耐久性は、海水中の硫酸塩等による化学的作用、磨耗等による物理的・機械的作用、鉄筋の腐食作用、凍結融解作用等による劣化作用に抵抗する能力によって左右される。寒冷地の沿岸コンクリートはこれらの作用のうち特に凍結融解に対する抵抗力すなわち、耐凍害性が問題となる。本報では、ここに主眼を置いて港湾コンクリート構造物のこれらの問題を解決するための前段として4港で実施した現地状況調査及び室内試験の調査結果を基に港湾コンクリート構造物の状況を把握し、考察を加えたものである。 |
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