作成年度 | 1988年度 |
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論文名 | 遊水部を有する低反射構造物の水理特性について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和63年度(港-25) |
発表会 | 昭和63年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和63年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1989/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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井元忠博 | |
水野雄三 | |
大村高史 |
抄録 |
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現在、道内の第一線防波堤に採用されている消波構造物のほとんどは、消波ブロック被覆堤であるが、この構造においては、大水深・大波浪の条件に対して、ブロックの大重量化に伴う強度の問題や堤体の大断面化に伴う工費の増大といった問題が生じてくる。このようなことから、種々の消波構造物の技術開発を推進し多種多様化する要請に応えていくことが必要である。港湾研究室で開発している遊水部を有する低反射構造物の構造的特徴としては、2つの遊水部を有していることである。この構造に期待する効果は、短周期に対しては1つの遊水部で、長周期の場合は2つ目の小遊水部で反射波軽減効果を期待するものである。本報告は、構造を基本に、前後面のスリット形状や小遊水部の底版位置を変形させ、より低反射な構造断面を求めることを目的に水理模型実験を実施し、その開発の可能性を検討した。 |
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