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 斜め入射波に対する遊水部を有する低反射構造物の反射特性について

作成年度 1988年度
論文名 斜め入射波に対する遊水部を有する低反射構造物の反射特性について
論文名(和訳)
論文副題 昭和63年度(港-26)
発表会 昭和63年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和63年度技術研究発表会
発表年月日 1989/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
大村高史
水野雄三
井元忠博
抄録
防波堤周辺を航行する船舶の安全上、防波堤前面の反射波をできるだけ低減することが望まれている。また、最近では防波堤周辺において貝など水産物の育成上、反射波が好ましくないとの報告もされており、低反射の防波堤を要請する声が高まっている。現在、道内で採用されている低反射の防波堤のほとんどは消波ブロック被覆堤であり、建設水深が増大するにつれて断面の大型化による経済性や、消波ブロックの安定性などが問題となっている。そこでこのようなことから、港湾研究室では昭和62年度より新しいタイプの低反射型防波堤の開発を行っており、これまでの断面実験から、二段遊水部式ケーソン堤が低反射性に優れているという結果が得られている。しかしながら、実際の外海では、堤体法線に対して斜めに波が入射する地点に設置する場合も多いことから、斜め入射波に対する防波堤の反射特性も明らかにすることが不可欠である。本報告は、斜め入射波が作用したときの低反射型防波堤と通常の防波堤の反射特性を平面実験により比較検討したものである。
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