国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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 沙流川洪水管理システムについて

作成年度 1981年度
論文名 沙流川洪水管理システムについて
論文名(和訳)
論文副題 昭和55年度(D-17)
発表会 昭和55年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和55年度技術研究発表会
発表年月日 1981/10/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
安斉伸行
本間健三
抄録
「水害日本」と呼ばれる。世界の多雨地帯に位置し、急峻な山地を主体とする国土にとって洪水の発生は宿命的である。もともとは自然現象である洪水が社会的現象である水害として深刻化したのは沙流川流域では明治末期以降本格化した国土開発の結果、多くの人々がこの氾濫原で生活を営むようになってからである。建設省の調査によると50㎜/h、つまり6~7年に1度は起るような降雨によって全国の市街化区域の11.4%の面積が何らかの被害を受け、被害人口は668万人に及ぶものとみられている。これらの地域に居住している人々は洪水が起った場合には、生命財産を保全するために避難、その他の措置をとらねばならないわけで、これらの人々を守る立場にある河川管理者としては、この洪水管理システムが必要欠くべからざるものといえよう。
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