作成年度 | 1981年度 |
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論文名 | 骨材の物質的性質がコンクリートの耐久性に及ぼす影響 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和55年度(A-2) |
発表会 | 昭和55年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和55年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1981/10/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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北村不二夫 | |
太田利隆 | |
今井益隆 | |
北原繁志 |
抄録 |
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骨材は、コンクリート体積の70~80%を占めるものであり、その品質がコンクリートの配合、強度、耐久性など諸性質に及ぼす影響が大きいことは衆知のとおりである。従来、コンクリート用骨材の一般的な供給源であった河川の多くは、改修の進捗あるいはダムの建設により資源が枯渇し、また海岸についても海岸線保全の問題から、採取が制限される傾向にある。このような事情から、粗骨材は砂利から砕石へと転換が計られて久しく、細骨材も未利用資源である山砂や海底砂、あるいは産業廃棄物としての砕石砂、水滓砂の利用に関する研究が行われ、一部では実用化されている。コンクリート用骨材の量的な逼迫は、必然的に質的低下を促すものであるが、これら対応策の一例として建築学会における構造物の仕様による品質基準の段階的設定が挙げられる。本文は骨材の適正な使用基準作成の基礎資料を得る目的で、物理的性質のうち、とくに吸水率を異にする粗・細骨材を用い、コンクリートの凍結融解に対する抵抗性について、実験計画法に基づいて行った試験の結果に関するものである。 |
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