作成年度 | 1981年度 |
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論文名 | 粗粒材のせん断強度について(そのⅠ)-大型一面せん断試験機におけるせん断特性について- |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和55年度(A-5) |
発表会 | 昭和55年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和55年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1981/10/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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岸洋一 |
抄録 |
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フィルダムのロック材は、ダムの安定を保つ重要なゾーンを形成し、その盛土量も多いため、せん断強度を正確に把握することが、ダムの安全や、工事費に影響を及ぼす。ロック材のような粗粒材料のせん断強度を実験的に決定する場合、通常は大型三軸圧縮試験機あるいは大型一面せん断試験機を用いる。大型三軸圧縮試験機では、粗粒材料の最大粒径が供試体直径の1/5以下であれば、せん断強度はほぼ一定である。一方、大型一面せん断試験機では、材料の最大粒径が供試体直径の1/40~1/50を越えるとせん断強度は増加すると言われる。また、本研究室が保有する大型一面せん断試験機では、供試体作成時に密度の違いがあっても、せん断強度には違いが見られない。大型一面せん断試験機では、このように大型三軸圧縮試験機では見られない、いくつかの問題点がある。これらの問題点のうち、初期密度と、せん断強度、および最大粒径とせん断強度について、大型一面せん断試験機を用いて行った試験を述べる。 |
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