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 鹿鳴橋拡巾工事について-受梁による継手工法-

作成年度 1981年度
論文名 鹿鳴橋拡巾工事について-受梁による継手工法-
論文名(和訳)
論文副題 昭和55年度(C-8)
発表会 昭和55年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和55年度技術研究発表会
発表年月日 1981/10/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
小賀坂俊昭
中川昇
村上徹也
宮本行觀
服部健作
抄録
一般国道274号は、道央と道東を最短距離で結ぶ幹線道路として、脚光を浴びている路線であり、道路網的にも一般国道12号、38号などの道路と連結して、関連地域の経済効果はもとより、道東地域の開発をも促進するものと期待されているものである。本路線の経緯として、昭和39年に日高町と清水町間を主要道々日高清水線に昇格され、以後、昭和45年には、札幌を起点として、日高町を経て帯広に直結する延長169.6kmの一般国道274号に昇格されたのものである。鹿鳴橋は日勝峠の中程にあり、日勝道路開さく時代の昭和34年に架設したポステンPC単純T桁の橋梁である。PC上部工を拡巾する問題としては、拡巾前(旧橋)と拡巾後と継手部に問題がある。施工後20年以上の経過をへており、その間の指針の変遷、設計示方等の著しい進歩があるもので、それに対する旧橋の老化、疲労、施工精度等の、旧橋への評価が必要に思われる。また、継手部において、従来行われていた拡巾方法は、旧桁床板と新桁一体化のため、床板に鉄筋の穴を開けるので、床版のせん断、応力集中および一体化等にも問題が残る。本橋は、新旧継手部に横桁を支点とする、RC受梁を設け、新旧桁床版に加わる輪荷重をRC受梁にて受け持たす構造としたもので、RC受梁のたわみ分を、両床版に応力として作用させるもので、実橋での載荷試験を行い、応力測定を行い、計算値との対比を行い、問題点に対する検討を実施したものである。
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