作成年度 | 1981年度 |
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論文名 | エネルギー効率からみた白川美唄線の検討について-道路整備効果の省エネルギー面からの評価例として- |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和55年度(B-3) |
発表会 | 昭和55年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和55年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1981/10/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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山本清 | |
新山惇 | |
三浦宏 | |
旦尾正治 |
抄録 |
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最近のイラン・イラク紛争におけるような中東の政情不安やOPECの政治力の増大により、原油を中心としたエネルギーに対する認識が高まり、エネルギーの大半を外国に依存する我国においては官民挙げて省エネルギー対策に取り組んでいるのが現状である。このうち、自動車交通はエネルギー浪費の元凶のように思われ、道路整備はもはや必要ではないという意見も見受けられるようになったが、全消費エネルギーのうち自動車交通が占める割合は14%程度であり、また、エネルギー節約の観点のみで物事を評価するのは、それが全体の福祉、公益を必ずしも向上させるとは言えず危険である。むしろ、自動車交通の特性を生かしながら、車両自体の燃費改善等と相伴って道路整備においてもその省エネルギー化を図ることが重要であろう。この視点に立つと道路計画において投資効果の評価としてエネルギー効率を算定して整備路線について検討することは有益であると考えられる。それゆえ、本稿においては道路整備によるエネルギー効率の評価、算定手法を示すとともに、その具体的適用として白川美唄線について検討したので報告する。 |
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