国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

論文・刊行物検索

詳細情報

 主要道々古平神恵内線大森~キナウシ間の改良計画について-改良の全体計画と大森大橋-

作成年度 1981年度
論文名 主要道々古平神恵内線大森~キナウシ間の改良計画について-改良の全体計画と大森大橋-
論文名(和訳)
論文副題 昭和55年度(B-4)
発表会 昭和55年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和55年度技術研究発表会
発表年月日 1981/10/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
佐藤実
高橋潤也
堀口顕也
中村栄志
抄録
主要道々古平神恵内線は、積丹半島を海岸沿いに周回する路線であり、不通区間10.3㎞を含む総延長62.9㎞の開発道路である。小樽市~岩内町にわたる海岸全域は、ニセコ・積丹・小樽海岸国定公園に指定され、風光明媚な区間にあり、観光地としても有数の地であり、夏期には海水浴、キャンプなどに訪れる観光客も年々増大している。海岸地形は、リヤス式海岸の特徴である浸蝕された岩棚と共に、山側は懸崖をなして海に迫り、極めて急峻であり、急崖を刻む谷は険しく、V字形をなしている。神恵内村大森~キナウシ間に通ずる山道は、この険しく起伏する懸崖頭部を通過し、巾員は4.0~4.5m、延長37.0~165.0mの大小5本のトンネルと、急峻な谷間を屈曲する線形となり、延長7.2㎞におよぶ砂利道である。又海側の斜面は海水面まで、百数十メートルの急崖をなしており、事故発生も多い。このため海岸沿いを通る路線が計画され、この路線選定にあたり経済性はもとより、落石、土砂崩壊、ナダレなどに対する災害対策のほか、環境保全の面などで種々の検討がなされた。本報文は、これら路線決定までの経過と、この区間にあって直接波浪の影響を受ける、大森大橋の計画と施工について述べるものである。
本文表示
このサイトで提供される情報には、PDFファイルが使われています。PDFファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 AdobeReaderダウンロード
ページの先頭へ

この画面を閉じる

© 2023 Civil Engineering Research Institute for Cold Region, All rights reserved.