国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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 草内トンネル線形改良の施工について

作成年度 1981年度
論文名 草内トンネル線形改良の施工について
論文名(和訳)
論文副題 昭和55年度(B-18)
発表会 昭和55年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和55年度技術研究発表会
発表年月日 1981/10/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
寺井勝之
高橋潤也
辻守
太田竹雄
抄録
本トンネルは主要道道古平神恵内線、積丹町草内、積丹半島の西側突端に位置しており、ニセコ、積丹、小樽海岸国定公園に指定され、急峻な地形、海岸崖や奇岩は、訪れる人々の歓喜の的となっている。一方、道路改良工事は至難をきわめ、昭和4~6年草内トンネルの開削昭和30年一部巻立によって、積丹町神崎、沼前地区へ初めて車輌通行が可能となった。草内トンネル神恵内側は、トンネル口で直角に道路が折れており、過って直進し50m下の海岸まで落ちる事故が毎年数件あり、トンネル口の線形改良が道路を利用する人々の請願となって居た。当部では、昭和53年度からトンネル口の線形改良に着手しており、現トンネル延長254mの途中から半径100mの曲線を挿入し、一般交通を確保しながら堀削、切拡げ、巻立を施工し交通の切替えを行った。昭和55年度は、新旧トンネルの交差部、延長43mの切替工事を予定どうり工期で完成することが出来た。本報告は、この間の設計、施工、交通処理の経過について考察を加えながら報告する。
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