国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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 ブッシュカッタによる草地の不耕起造成

作成年度 1981年度
論文名 ブッシュカッタによる草地の不耕起造成
論文名(和訳)
論文副題 昭和55年度(E-14)
発表会 昭和55年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和55年度技術研究発表会
発表年月日 1981/10/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
斉藤万之助
石渡輝夫
湯浅明
抄録
最近の草地開発予定地は、劣悪な地形条件のところが多くなってきている。そのため、不耕起法による草地造成の重要性が高まりつつある。1975年までに不耕起法で造成された草地は、団体営を主とし全体の2%程度であったが、それ以後道営でも国営でも増加する傾向にある。不耕起法は、機械造成とは対照的な方法であり、通常土壌、草、家畜の生態を巧みに利用して草地を作り出すものである。しかし、造成に必要な家畜数の確保が困難な場合が多く、その主要因として供用された家畜の損耗が指摘されている。この点を克服する方法として、家畜にかわり前植生を機械力で処理する方法が考えられている。そこで、中札内地区の傾斜地に試験圃場を設け、障害物処理にブッシュカッタを利用して前植生を即地破砕し、不耕起草地の造成を試みた。主に土壌学的観点から、得られた結果を検討したものである。
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