作成年度 | 1985年度 |
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論文名 | 低ダム群による流出土砂の調節について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和59年度(E-3) |
発表会 | 昭和59年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和59年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1985/09/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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吉井厚志 | |
小稲正治 | |
太田口博夫 |
抄録 |
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昭和57年の長崎災害、昭和58年の島根災害、また昭和59年の王滝村災害など、全国的に土砂移動による災害は跡を絶たない。道内でも昭和52年有珠山噴火後の泥流災害、昭和56年8月上旬の日高地方、同じく下旬の豊平川上流域の災害など、近年土砂災害が頻発している。このため、道内各地では治山事業・砂防事業が続けられているが、地質の脆弱性・土砂移動の起こる区域の地形的条件から、砂防ダム・流路工の他に、低ダム群・遊砂地など、土砂を面的にコントロールする工法を取り入れている例も多い。ところが、低ダム群・遊砂地の効果について定量的に調査した例は少なく、特に調節効果については明確に把握されていない現状である。そこで本研究は現地調査資料と水路実験結果によリ、低ダム群工法の効果を明らかにし、砂防施設計画内の位置付けについて考察した。 |
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