作成年度 | 1985年度 |
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論文名 | 石狩川下流における段階施工計画 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和59年度(D-3) |
発表会 | 昭和59年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和59年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1985/09/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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堀内宏 | |
川岸智 | |
佐藤明正 |
抄録 |
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石狩川は、昭和56年8月の大洪水を契機として昭和57年3月に流量改定が行われ、基本高水及び計画高水量が大幅に増加した。そのため掘削、凌渫を基本とした河積拡大の改修方式及び築堤補強拡築の工種に加えて、河道分担流量の軽減を図る為、新たにダム、放水路、遊水地群等の大規模プロジェクトが計画されている。これらの工事量は膨大であるが、年度毎の工事費は限られている。そのため、工事は暫時的に行わざるを得ず安全度も段階的に整備してゆくことになる。また、流域は、社会条件、自然条件の異なるいくつかのブロックに分かれていて、これらの条件の異なる流域に対して、上下流のバランス、支川と本川のバランスを取り、各ブロックである一定以上の安全度を確保(公平性)し、改修の投資効果(効率性)を揚げることを両立させる必要がある。これらの工種の特質、各小ブロックの条件を整理し、いくつかの改修方針(改修シナリオ)から最も秀れたものを選択する。本報告では、昭和58年度に報告した改修効果を表現するシステムを用いて評価付けを行った経緯を踏え、シナリオの作成手順を明確にした石狩川の段階施行計画について検討するものである。 |
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