国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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 大横断データバンクの多目的利用について

作成年度 1985年度
論文名 大横断データバンクの多目的利用について
論文名(和訳)
論文副題 昭和59年度(D-9)
発表会 昭和59年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和59年度技術研究発表会
発表年月日 1985/09/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
清水康行
藤田隆保
田倉利浩
抄録
我々が河川計画、調査、改修、維持、管理等の業務を行っていく上で必要となる情報は、河川そのものに関する各種の水文データーや測量調査データーをはじめ河川工事や維持・管理上の各種のデーター、さらには河川の流域の情報までも含めると、その分野は極めて多岐にわたるとともに、各分野におけるデーターの量もそれぞれ膨大なものとなっている。この大量の情報の中から、常に必要なデーターを必要な形式で抽出し利用していかなければならないが、現在のところ、我々の保有する膨大な情報は体系的かつ合理的に整理・管理されているとは言い難く、通常は目的とする情報入手のために、多くの時間と労力を費しているのが実態であろう。特に、河川に関するデーターの中で最も基本的な雨量、水位、流量などの水文データーや 大横断測量成果、平面図などの河道データーは、河川計画上極めて重要であり、これらデーターは頻繁に利用されるものである。旭川開発建設部では昭和56年度から河川情報システムの整備を行うとともに、これと並行して各種の水文データーの集中管理化を促進中であるが、河道データーについても昭和59年度よりパーソナルコンピューターおよびその周辺機器を利用して逐次集中管理化を行っている。本文で紹介する大横断データーバンクシステムは、この一環として整備中のものであり大横断データーを基礎データーとしてファイリングを行い、資料の検索、図化、さらにはこれらのデーターを応用した各種の2次処理、計算等を効率的に行おうとするものである。
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