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 河川水中懸濁粒子の粗度分布測定

作成年度 1985年度
論文名 河川水中懸濁粒子の粗度分布測定
論文名(和訳)
論文副題 昭和59年度(D-33)
発表会 昭和59年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和59年度技術研究発表会
発表年月日 1985/09/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
西畑健一
玉川尊
抄録
河川水中の懸濁粒子の粒度分布測定は、治水、利水、環境の面から重要となっている。一般に河川水中に懸濁している粒子は、大きさ、形状、比重の異なった個々の粒子から成り立っている。このうち、粒字の大きさは、小型粒子ほど数の分布が密であり、大型粒子は粗になるという対数分布を示す。また、水質試験方法で定まっているSSの粒径は、ほぼ1μmから2mmまでであるので、米国地球物理学連合(AGU)の粒径分類基準によると、砂、シルト、粘土ということになる。懸濁粒子の粒度分布の測定には、粗粒に対してふるい分け法、細粒に対しては比重計法などが行われ、河川事業などに寄与しているところである。ここでは、これまで主として浄水場内処理水中懸濁粒子調査、貯水池の濁水調査、プランクトン調査などで利用され、またほかの測定法に比べ、白動性、迅速性、簡便性を有するコールターカウンターを用いて河川水中懸濁粒子の粒度分布の測定を行い、懸濁粒子量を算出し、SSとの相関を検討したので報告するものである。
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