作成年度 | 1985年度 |
---|---|
論文名 | 急流河川における高水敷機能と利用に関する研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和59年度(D-35) |
発表会 | 昭和59年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和59年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1985/09/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
---|---|
藤田隆保 | |
清治真人 | |
長原孝二 |
抄録 |
---|
近年の流域の都市化に伴う人口の密集化、土地利用の高度化がすすむなかで、高水敷利用を中心とする河川空間への期待が高まっている。とくに人口の過密する都市部において、残されたオープンスペースとも言われる河川空間はレクリエーション空間(スポーツ空間、緑地空間等)のみならず防災空間(延焼防止、避難場所等)としても、その役割は高く位置付けられる。また、河川環境整備事業がすすめられている地域の高水敷では、計画的に施設が配置され、流域住民に広く利用されている。しかし、一旦洪水に見舞われ高水敷に冠水すると、高水敷の施設は直接被害を受けるという面を持っている。また、高水敷の施設配置計画に際しては、洪水時の流水との相互影響について十分に検討されていないのが現状である。そこで、本報告は、石狩川上流の高水敷に注目した河道の現状とその変遷について考察を加えるとともに、旭川市内を流れる石狩川の高水敷利用がなされている区間を対象に、実績洪水時の流水の高水敷へ及ぼした影響について検証を行い、高水敷の安定性について検討を行うものである。 |
このサイトで提供される情報には、PDFファイルが使われています。PDFファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 |