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 大規模開削と地下水挙動に関する調査手法について

作成年度 1985年度
論文名 大規模開削と地下水挙動に関する調査手法について
論文名(和訳)
論文副題 昭和59年度(D-38)
発表会 昭和59年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和59年度技術研究発表会
発表年月日 1985/09/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
渡辺和好
瀬川明久
抄録
大規模開削にともなう地下水挙動を考える場合、本道の積雪寒冷地という地域特性が大きな問題となってくる。冬期間の気温低下と積雪は、地表面における水収支を夏期とまったく異なったものにする。気温が一定温度以下になると、地表面付近の土壤水分が凍結し、鉛直方向の水分移動が不可能となる。そのため白由(不圧)地下水へのかん養は帯水層内における水平移動のみとなる。また、平野部における積雪は3月下旬~4月上旬の2週間程度の期間に融雪し、短期間に大量の融雪水が、河川等へ流出する。この融雪水の一部が地下浸透し、自由地下水をかん養するので地下水位は、急激に上昇する。本調査研究は、この融雪を考慮した地下水かん養モデルを用い、大規模開削が地下水挙動に与える影響およびその調査手法について、分水路建設により、地下水位挙動変化が予想される旭川市永山13丁目付近を調査対象地域として、検討を行った。
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