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 夕張シューパロダムにおける断層調査について

作成年度 2002年度
論文名 夕張シューパロダムにおける断層調査について
論文名(和訳)
論文副題 平成14年度(ダ-9)
発表会 平成14年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成14年度技術研究発表会
発表年月日 2003/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
門脇秀樹
坂田年隆
樺澤孝人
抄録
夕張シューパロダムは、石狩川水系夕張川の夕張市南部地先に位置する大夕張ダム(昭和36年完成)の再開発として建設される多目的ダムで、石狩川総合開発計画および国営土地改良事業の一環をなす事業として現在建設が進められている。当ダムは、洪水調節、流水の正常な機能の維持、かんがい用水、都市用水の供給および発電の5つを目的とするもので、直轄河川総合開発事業(国土交通省、国営)かんがい排水事業(農林水産省、水道用水供給事業(石狩東部広域水道企業団、))発電所建設事業(北海道企業局)の4者による共同事業方式である。現計画のダム諸元は、型式は重力式コンクリートダムで、湛水面積及び有効貯水容量は全国第2位、総貯水容量は全国第4位と大規模なダムである。ダム設計上の安全性に影響のある断層性状を評価するのは難しく、当ダムにおいても数多くのボーリングや調査横坑による断層性状把握のための調査を実施して来ている。しかし、通常のボーリングでは断層部の資料採取が難しい。また調査横坑による場合でも、当ダムにおいては横坑で観察できるか所が表層に近い部分になるので、緩みや浸水による風化のため新鮮な状態の断層性状を把握できないのが現状である。ここでは、平成13、14年度に左岸からダムサイト河床部に低角度で連続するf-2断層の詳細性状を把握する目的で実施した気泡ボーリングの手法とその結果について報告するものである。
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