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 美利河ダム下流河川における植生調査

作成年度 2002年度
論文名 美利河ダム下流河川における植生調査
論文名(和訳)
論文副題 平成14年度(ダ-13)
発表会 平成14年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成14年度技術研究発表会
発表年月日 2003/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
横山洋
渡邊康玄
小川長宏
抄録
ダムの完成は河川流量の特性、土砂や物質移動状況、河川生態環境などの河川環境に大きな変化をもたらしていると言われている。特にダム直下での流量の減少及び平滑化は、土砂移動の機会を減少させており、植生や水中生物の生息環境にも大きな変化をもたらしていると言われている。近年ダムからの弾力的な放流を行い、これらのダム下流河川での河川環境改善に対する効果を評価する動きが見られるようになった。本研究では河川環境を形成する様々な因子のうち、河道内植生、河床材料、河床形状及び藻類について着目した。本研究では美利河ダム下流減水区間を対象に現地調査を行い、流量の変遷履歴と冠水状況、植生及び河岸堆積物、藻類の付着状況の関係について考察した。これらはダムにおける洪水放流が下流河川に及ぼす影響を検証する際の基礎資料となるものと考える。
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