国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

論文・刊行物検索

詳細情報

 忠別川における急流河川対策

作成年度 2002年度
論文名 忠別川における急流河川対策
論文名(和訳)
論文副題 平成14年度(河-4)
発表会 平成14年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成14年度技術研究発表会
発表年月日 2003/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
村上隆志
中田満洋
若林英樹
抄録
石狩川水系忠別川は、川幅が約150m~350mと広い河道を有するとともに、現況河床勾配が1/80~1/280の急流な礫床河川であり、中小洪水においても河床洗掘や河岸侵食が進行する典型的な複列砂州を有しており、過去には河岸侵食による災害が度々発生している。洪水中の河岸侵食は、移動床現象の一つで、砂州や局所洗掘に起因して発生する低水河岸の侵食、決壊であり、低水路の横断面・平面形状の変化を伴うことに特徴がある。また、侵食と堆積は互いに対をなすものであり、侵食によって川幅が拡幅すると掃流力の低下により河床堆積が生じる。本研究では、自然河川の河岸侵食状況を予測することを目的に、境界適合の直交曲線格子の平面2次元移動床解析モデルに加えて河岸侵食をモデル化し、急流扇状地河川である忠別川に適用することとした。
本文表示
このサイトで提供される情報には、PDFファイルが使われています。PDFファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 AdobeReaderダウンロード
ページの先頭へ

この画面を閉じる

© 2023 Civil Engineering Research Institute for Cold Region, All rights reserved.