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 実河川におけるホタル試験池の適用事例について-千歳川でのホタル自然繁殖を目指した調査-

作成年度 2002年度
論文名 実河川におけるホタル試験池の適用事例について-千歳川でのホタル自然繁殖を目指した調査-
論文名(和訳)
論文副題 平成14年度(河-8)
発表会 平成14年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成14年度技術研究発表会
発表年月日 2003/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
手塚正己
矢部浩規
吉田一記
抄録
近年、「多自然型川づくり」を推進すべく、近自然工法や生態系に配慮した環境整備が各地で実施される中、その生態が生育状況に併せて水域・陸域・空間と生息環境を変えるホタルに着目し調査を行った。一般的にホタルの自生地は、小川や水田といったイメージを持っている人々が多い中で、千歳川のような中規模河川でもその流域内に少数頭のヘイケボタル(Luciola lateralis)「以下ホタルという」の生息が確認されている。本調査では、水環境のみならずその周辺環境とも深い関わりのあるホタルを指標種として取り上げ、千歳川周辺におけるホタルの生息環境把握を行った。河川事業において豊かな水辺づくりを図ることを目的として、平成3年度には「千歳川周辺環境調査検討委員会」を発足した。ホタル試験池は種々の調査結果を基に道内の中規模河川としては初めて実河川へ設置を行い、現在ホタルの自然繁殖が確認されるまでとなった。「ホタル試験池」でのホタルの生態及び餌となるカワニナに関する調査から得た新たな知見について報告する。
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