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 サクシュ琴似川環境整備事業について

作成年度 2002年度
論文名 サクシュ琴似川環境整備事業について
論文名(和訳)
論文副題 平成14年度(河-15)
発表会 平成14年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成14年度技術研究発表会
発表年月日 2003/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
樋口晋
抄録
サクシュ琴似川は、かつては、北海道大学植物園周辺にあったメムを源とし、北流して偕楽園(明治時代に開拓史が整備した公園…現在の清華亭付近)のメムと合流して北大キャンパス内を流れ琴似川に流下していた。メムの水量はサケが遡上するほど豊富で、開拓当時は偕楽園内にサケの孵化場が設置されたとの記録も残っている。しかしながら、都市化の進展や地下水位の低下により、現在、この水源は枯渇し、北大キャンパス内の水路は一部が埋め立てられている。北海道大学では、創基125周年記念事業などにより、キャンパス内の河道を復元する「サクシュコトニ川再生事業」を進めており、札幌市建設局では、環状エルムトンネル工事のため河道を切り替えた下流の準用河川区間において、環境整備を行っている。本市では、この北大のせせらぎ再生事業と連携し、サクシュ琴似川の維持用水を導水し清流を復活することとした。
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