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 多変量解析による生物相の経年変化要因の把握-河川水辺の国勢調査への応用-

作成年度 2002年度
論文名 多変量解析による生物相の経年変化要因の把握-河川水辺の国勢調査への応用-
論文名(和訳)
論文副題 平成14年度(河-19)
発表会 平成14年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成14年度技術研究発表会
発表年月日 2003/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
佐藤直
藤田隆保
坂井一浩
抄録
国土交通省では、「河川水辺の国勢調査」や生物環境調査をもとに、河川環境の物理特性や構造及びその機能を把握・評価し、河川環境の保全・再生事業に適用している。しかし、調査結果を環境影響として説明すること、すなわち、その変化が人為的なものか、或いは自然に変化したものかについての説明は困難である。そこで、釧路開発建設部では、生物相変化と環境変化との関係を把握するため、生物相を目的変数、その要因となる環境を説明変数とした多変量解析CCA(Canonical Correspondence Analysis Canoco、CCA、Ter Braak、1986、1995)により両者の関係を定量的に把握する試みを雪裡樋門湛水試験地で行っている。本研究では、平成12年から釧路川「河川水辺の国勢調査 応用調査」にCCAを適用し、「トンボ類」及び「水草類」について地域を代表する貴重な種と物理化学的環境要因の関係を把握するとともに、今後のモニタリング項目の選定及び水生植物の変化の予測を試みた。
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