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 環境に配慮した函渠の施工とその効果(一般国道334号浦士別道路)

作成年度 2002年度
論文名 環境に配慮した函渠の施工とその効果(一般国道334号浦士別道路)
論文名(和訳)
論文副題 平成14年度(共-17)
発表会 平成14年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成14年度技術研究発表会
発表年月日 2003/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
池田博
孤山晃
原一浩
抄録
本報告は、平成11年度に、浦士別道路のオンネナイ川横断部に施工した函渠及びその取付水路について、その後の環境復元及び保全効果の確認状況を紹介するものである。通常、道路が河川を横断する場合、その構造は橋梁形式とするのが一般的であるが、横断する河川の川幅が狭い場合には、治水・維持管理面や経済性を考慮し、函渠形式を採用する事例が多い。しかし、河床をコンクリート化する函渠工には、川幅拡幅による水深低下、流速の上昇、瀬・淵の喪失、函渠接合部における河床の洗掘など、魚類の生息や遡上に対して支障をきたす問題点も発生しやすい。そこで、本施工では、環境(特に魚類の生息環境)と景観に配慮した函渠と取付水路の施工を試み、以下の項目を留意点として、その環境復元状況と環境保全効果について確認調査を実施した。・魚類の生息・移動を可能とする函渠の断面形状・取付水路における魚類生息環境(瀬・淵)の創出と水辺植生の復元・多自然型工法採用による改修区間(函渠及び取付水路)の自然的河川形態の形成
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