国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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 釧路港の漂砂現象について(中間報告)

作成年度 2002年度
論文名 釧路港の漂砂現象について(中間報告)
論文名(和訳)
論文副題 平成14年度(港-3)
発表会 平成14年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成14年度技術研究発表会
発表年月日 2003/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
熊田靖
佐藤仁
中内勲
抄録
釧路港の西港地区は、港湾貨物能力の増大及び船舶の大型化に伴う港湾機能の向上を目的とし、昭和44年度に着手して以来、西港地区の整備に重点がおかれ、これまで進められてきた。現在は、西港全体の静穏度向上及び多目的利用を目的とした防波堤(島)の整備を実施し、また平成14年11月には第4埠頭の供用開始が行われ、東北海道の流通、地域開発の拠点港として益々、重要度が増すものと期待される。その様な中、釧路港西港区では近年、港内における砂泥の堆積が進行しており、利用船舶の航行、航泊に支障をきたすことが懸念されている。堆積の原因については波浪による沿岸漂砂、周辺河川等から流出する浮遊砂の堆積、港内堆積浮泥の移動等が考えられるが、未だ特定されてはいない。本研究では、堆積物の発生起源の特定、港内への流入過程、港内堆積土砂の挙動を把握することを目的に平成11年度より継続的に検討を行っている。今年度は、①堆積現象の状況、②堆積の原因となる浮遊砂等の特性、③浮遊砂等の移動に起因する釧路港周辺の波浪・流況等外力の特性について、現地調査を実施した中間的結果を報告する。
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