作成年度 | 2002年度 |
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論文名 | 蓄養対象種の酸素消費量の実測に基づいた溶存酸素収支について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成14年度(港-11) |
発表会 | 平成14年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成14年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 2003/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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福田光男 | |
伊藤敏朗 | |
森信幸 |
抄録 |
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港湾・漁港において、水産物の付加価値向上、安定出荷等を目的として港内水域内に海水交換機能を持った蓄養施設の整備が行われている。蓄養対象種は、魚類などの遊泳生物とウニ、貝類などに大別される。これら蓄養施設の整備にあたっては、蓄養対象の生活史等による魚介類の量、蓄養時期、蓄養期間などを考慮した上で施設規模、海水交換必要量が決められているところである。しかしながら、蓄養施設内の蓄養対象種についての水質環境に関する検討は、蓄養対象種ごとに酸素消費量、海水温などの好適生息環境が異なることもあり、十分に行われていない。本研究は、酸素消費量試験が比較的容易な種として幾つかの港漁で蓄養されているキタムラサキウニ、エゾバフンウニと、抜海漁港で蓄養されているマボヤ、マナマコ、ヒメエゾボラ(ツブ)の5種を対象に酸素消費量の季節変動を考慮し、水温を変えた試験を行い、それらの結果に基づき蓄養施設において一定の条件(個体数、潮位、波浪)で蓄養を行った場合の生息環境の変化を溶存酸素収支から検討するものである。 |
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