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 基礎素材型産業を支援する北海道港湾の現状について

作成年度 2002年度
論文名 基礎素材型産業を支援する北海道港湾の現状について
論文名(和訳)
論文副題 平成14年度(港-20)
発表会 平成14年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成14年度技術研究発表会
発表年月日 2003/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
中嶋義全
早川哲也
抄録
北海道においては、広大な用地及び道内産の豊富な資源を活かし、紙・パルプ製造業や鉄鋼業などの基礎素材型産業が発展した。近年においては、原材料が道内産の利用から安価な海外産に移行したことにより、基礎素材型産業が臨海部を中心に発達している。北海道の基礎素材型産業は、道内の製造業出荷額の3割を占めており、道内はもちろんのこと、我が国においても重要な役割を担っている。一方、北海道の各港湾は原材料の輸入や本州への生産品の移出における物流拠点となっており、物流コスト削減など基礎素材型産業の競争力強化を図る港湾整備方策等の検討においては、これら産業における各港湾の利用状況や動向を十分に把握する必要がある。そこで本報告においては、基礎素材型産業での生産動向、原材料および生産品の貨物流動を整理し、北海道港湾の基礎素材型産業支援状況について考察する。
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