国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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 気泡混合軽量盛土工法による道路盛土の施工

作成年度 2002年度
論文名 気泡混合軽量盛土工法による道路盛土の施工
論文名(和訳)
論文副題 平成14年度(道-18)
発表会 平成14年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成14年度技術研究発表会
発表年月日 2003/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
水山公博
小山和憲
泉澤大樹
抄録
一般国道277号は山越郡八雲町から雲石峠を越え爾志郡熊石町に至る約33kmの山岳道路で、駒ヶ岳災害対策道路として国道5号線の迂回路になっており、太平洋と日本海を最短で結ぶ主要幹線でもある。その内、本工事は熊石町見市地先において、沢を盛土して現道線形の改良を行う工事で、当初は支持地盤が浅い位置に想定されていることからテールアルメ工法にて施工する予定であった。しかし、施工中現道を切り回すための仮土留め親杭を施工したところ、支持地盤が確認できないことから、地質調査を追加実施した。その結果、基盤面が変質している箇所が多く全体的に支持地盤が想定より約5m程度深いことが確認された。そのため、新たな地形的制約条件を加味し再検討した結果、地盤への負荷が少なく、掘削範囲を狭く設定できるFCB工法併用H鋼親杭パネル工法が採用された。また、本工法の採用に当たり、北海道開発局での施工実績が少ないことからデータ収集を目的にフィールド事業に登録され調査することとなった。ここでは、本工法の利点と今後の問題点について考察した。
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