国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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 積雪寒冷地域における凍結抑制舗装について

作成年度 2002年度
論文名 積雪寒冷地域における凍結抑制舗装について
論文名(和訳)
論文副題 平成14年度(道-21)
発表会 平成14年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成14年度技術研究発表会
発表年月日 2003/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
島中茂
山内良輔
鈴木信
抄録
一般国道240号は、釧路市から阿寒町、津別町を経て美幌町に至る重要な幹線道路で、物流のルートとして、また、近隣の阿寒国立公園とオホーツクを結ぶ観光ルートとして、近年交通量の増加が顕著となっている。一般国道39号は、旭川市から北見市を経て網走市に至る重要な主要幹線道路であり、道央とオホーツク圏を結ぶ大動脈である。また、近隣の網走国定公園への冬期の観光ルートとして近年交通量が著しく増加している。その中でも、津別町、美幌町は、特に大型車の通行が多い箇所となっている。地理的には内陸に位置し冬期間の最低気温は、マイナス25℃を下回る厳しい気象条件下に有り、そのため路面凍結による交通障害への対策が問われている状況である。このような状況の中で、冬期間の雪氷路面対策の一環として、平成13年度に、一般国道240号美幌町美富(以下美富工区)と、一般国道39号美幌町端治(以下端治工区)において特殊舗装の一つである、凍結抑制舗装(グルービング充填工法)の試験施工を行った。また、平成14年度には、一般国道240号釧北峠(以下釧北峠工区)において、同じく特殊舗装の一つである、グルービング充填工法及び開粒度アスコン充填工法の試験施工を行った。今回、1年経過後の、美富工区と端治工区の追跡調査を行った結果の報告、ならびに、釧北峠工区において適用した凍結抑制舗装の概要とその効果等について報告する。
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