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 ホタテ貝殻粉末のアスファルト舗装材としてのリサイクル利用について

作成年度 2002年度
論文名 ホタテ貝殻粉末のアスファルト舗装材としてのリサイクル利用について
論文名(和訳)
論文副題 平成14年度(道-31)
発表会 平成14年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成14年度技術研究発表会
発表年月日 2003/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
吉井昭博
岳本秀人
内山智幸
抄録
ホタテ貝は北海道を代表する食材として盛んに養殖がなされている一方、加工時に排出される貝殻の処理が問題となっている。道内の加工工場から排出されるホタテ貝殻の排出量は2000年度では20万㌧程度であり、道内全貝殻排出量の大部分を占める状態にある。近年、埋立地不足による処理費の高騰を背景に、そのリサイクルについての研究がなされ、現在では土壌改良材や路盤材、ブロックなどに再利用されつつあるが、十分な利用量とはなっていない。そこで資源の有効利用と環境保全の観点から、ホタテ貝殻の微粉末(以下;ホタテ粉末)をフィラーとしてアスファルト舗装材料への利用について研究を行うこととした。今回の報告は、ホタテ粉末の舗装用石粉としての性状試験結果、貝殻フィラーを入れた混合物の耐久性に関する基本性状試験結果及び佐呂間町・仁倉農道における試験施工状況をまとめたものである。
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