作成年度 | 2002年度 |
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論文名 | 道路トンネルの経年変化と岩盤劣化の影響調査について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成14年度(道-42) |
発表会 | 平成14年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成14年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 2003/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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岡﨑健治 | |
伊東佳彦 | |
日下部祐基 |
抄録 |
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近年、トンネル覆工コンクリート剥落事故の増加にともない、トンネル点検時の要領が補足された。同要領では、道路トンネル内の変状箇所に対する近接目視と打音検査の実施、点検員資格、点検時における応急措置などが明確化され、利用者被害の防止に関して、さらに重点がおかれている。トンネルの変状の進展や新たな発生箇所を特定するためには、点検の各段階で作成される記録表の一貫性が重要であり、より詳細で客観性のある記載方法が望まれる。トンネルの変状原因には、覆工材料の劣化以外に、その地山がもつ地形地質特性や水理状況、気象条件など構造物周辺の環境的要素が複雑に関与しており、なかでも覆工背面の岩盤劣化(風化)が与える影響は大きいと考えられる。ここでは、過年度に実施した代表的な国道トンネルの変状調査結果をもとに、その進行性に対する再調査を行い、トンネルの変状と覆工背面の地山性状との関連性について述べるとともに、現在、供用中のトンネルで実施した変状の定量的なデータ取得方法や調査記録手法に関する一例について報告する。 |
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