作成年度 | 2002年度 |
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論文名 | 林帯の窒素吸収能力検証試験について(第六報) |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成14年度(農-3) |
発表会 | 平成14年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成14年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 2003/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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轉和義 | |
齊藤孝志 | |
中村和正 |
抄録 |
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北海道東部の大規模酪農地帯では、乳牛の増頭と経営規模拡大が進む中で家畜ふん尿由来の河川・湖沼等の水質悪化の進行が懸念されている。このような背景から、平成11年度に着工した国営環境保全型かんがい排水事業別海地区では、排水路沿いに緩衝林帯として土砂緩止林を設置し、農地からの土砂流出防止とともに河川等水質への負荷軽減にも配慮することとしている。農業地帯における緩衝林帯が水質浄化機能を有することは、既に明らかになっているものの、そのメカニズムについては不明な点がある。また、この機能は、地形・土壌・水文・気象などの地域特性等と密接な関係を持っており、他の地域での研究成果が直接利用できるわけではない。このような背景から、釧路開発建設部ならびに(独)北海道開発土木研究所では、地区内に現存する林帯を利用して各種調査を行ってきた。この報告では、平成12~14年度に蓄積された水質・水文データおよび過去の降水量データを用いて、窒素およびリンに関する浄化機能について述べる。 |
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