国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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 農地防災事業における土砂流入抑制対策の効果について(第2報)

作成年度 2002年度
論文名 農地防災事業における土砂流入抑制対策の効果について(第2報)
論文名(和訳)
論文副題 平成14年度(農-15)
発表会 平成14年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成14年度技術研究発表会
発表年月日 2003/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
角野豊
佐藤清美
新関慎一
抄録
国営総合農地防災事業網走川上流地区は、網走郡津別町及び美幌町の2町にまたがる4,190haの畑地帯を受益とし、排水路20条(総延長75km)を対象に下流部への土砂流出抑制のための各種整備を行うものである。本地区は、農地の大部分が土壌侵食を受けやすい火山性土壌で占められており、降雨・融雪出水に起因する農地からの流出土砂及び排水路の法面崩壊等により排水路内に土砂が堆積し、排水機能の低下を招いている。このため、農地から排水路への土砂流亡を抑制するとともに、幅広水路工等に堆積した肥沃な流出土砂を農地に還元することにより持続的な農業を目指して、農業用排水路の護岸の改修と併せ、各種対策施設を整備している。対策施設は、排水路に沈砂池機能を持たせた「幅広水路工」、支線排水路から排水路本流へ流入する直前で土砂を堆積させる「流入対策工」及び農地から排水路へ直接流入する土砂を抑制する「排水路保護工」である。本報文では、平成12年度の土砂流入対策工法に続き、南の沢排水路で施工した幅広水路工の土砂流出抑制効果及び堆積土砂の農地還元の可能性について報告する。
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