作成年度 | 1985年度 |
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論文名 | 苫小牧港海域の波浪特性について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和59年度(G-6) |
発表会 | 昭和59年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和59年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1985/09/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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大沢義之 | |
数土勉 |
抄録 |
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苫小牧港海域の波浪特性を把握し、港湾構造物の設計ならびに工事施工管理の基礎資料とするため、気象および海象観測を行っている。これらの情報は、波高と周期によるものが大半を占め波向については欠測等もあり、不明な点が多かった。このため、勇払沖に設置した超音波式波高計と同一地点に超音波式流向流速計を設置し、これらの測得データをもとに、波向の計算をおこなっている。この波向の計算は、永田法とスペクトル法によっておこなわれており、永田法は水粒子の軌道運動から計算される平均的な波向であり、簡単に計算出来る。しかしスペクトル法は、スペクトルピークのあるところで波向が計算されるため、スペクトルピークの数だけ波向が出現する。そのため異なる方向から風浪と、うねりが同時に来襲してくる状態においては、これらの現象を比較的忠実に表現しているが、計算が繁雑である。そこで、永田法による波向とスペクトル法による波向を比較することにより、波向の特性を明らかにしようとするものである。 |
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