作成年度 | 1982年度 |
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論文名 | 漏水対策に関する調査研究(第3報) |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和56年度(D-1) |
発表会 | 昭和56年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和56年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1982/10/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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抄録 |
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全道直轄河川の堤防も近年治水工事の進捗に伴い一部を残しほぼ概成した。しかし、堤防の安全度の面から見ると大きな問題を内包している。その中でも特に漏水対策は昭和56年8月豪雨出水による被害状況が如実に示した様に、今後の治水事業を進めて行くうえでの大きな課題と言える。直轄河川の沿線は石狩川下流部等にみられる泥炭性軟弱地帯や火山灰地帯、石狩川上流部、十勝川上流部等の礫質地帯等、漏水危険地帯が広く分布している。これらの問題に対処すべく昭和54年度より漏水に関する調査・実験・研究を進めてきた。しかし、昨年8月に発生した大洪水により従来から危険地帯とされていた千歳川・幌向川・清真布川は漏水等による大規模な洗掘、決壊から破堤に至る激甚な災害が発生した。また、堤防安全度の面で比較的高いとみられていた石狩川上新篠津地区でも漏水が発生しており、その他の地区にも漏水の理象が多く発生している。今後は、これらの地区を初め全道的な実態調査を行い、漏水に対する抜本的な対策を早急に確立し、設計施工指針の作成に寄与するものとする。 |
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