作成年度 | 1982年度 |
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論文名 | 北海道の直轄河川災害について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和56年度(D-3) |
発表会 | 昭和56年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和56年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1982/10/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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小森久徳 | |
内山博 |
抄録 |
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北海道の河川は、毎年のように春には融雪洪水、夏には異常洪水に見舞われ、過去幾度となく大災害を被っている。北海道の治水事業が本格的に着手してから70年を経過した。それは石狩川治水に着手してからである。内地の河川が明治以前から営々と築いてきた治水事業に比べると、歴史の浅さを感じるほか、その整備状況は満足できる状況にはない。北海道の各河川が十分な治水安全度をもつように整備するには、きわめて巨額の投資額と長年月を必要とする。改修途上にある河川では、災害を最小限にとどめるための改修方針を検討する必要がある。56年8月洪水は、戦後最大といわれた50年8月洪水をはるかに上廻る規模であった。洪水は、河川の実物実験であり、あらゆる方向から分析、研究してその対策をたてなければならない。本報告は今後の改修の進め方をさぐる一助になればと思い、過去の災害復旧事業を統計的に整理するとともに、56年8月洪水による災害の分析と対策を検討したものである。 |
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